今回の映画は「キツツキと雨」です。
林業従事者と映画監督の交流を描きます。
息子と同世代の人物との関わりで、息子とも和解できる、というよくある
ヒューマンドラマです。
全体的にゆったりとしたテンポで進みます。
作品内の映画はゾンビ。
ホラーは低予算で撮影できるらしいので無難な設定。
本編とはあまり関係ない題材なのでちょっと残念。
悪党も出てこないので、健全なムラ社会を拝めます。
オドオドしていた監督もだんだんと監督業が板についてきたらしく、
最後は爽やかな雰囲気で終わります。
誰でも大なり小なり経験する、親子の相克が主題でしょうね。
良くも悪くも無難な作品でした。
役所広司、古館寛治、沖田修一『キツツキと雨』Q&A|The Woodsman and the Rain - Q&A