どうもゲームの「CUBE」を建物に見立てたものらしい。
私は住宅の区画割りを動かして特定の場所だけ傷むのを防ぐという野心的なものが
元ネタかと思った。
何故か気が付いたら見覚えのない建物の中にいるらしい6人が脱出するまでを描いた作品。
中々怖い話だった。
主人公は警官かと思ったが、科学者の方かな?
非常時に積極的にリーダーとして振る舞い、脱出するため考え行動する警官。
政治に批判的な女性と何もしない男性にイラつく。
脱獄のプロが率先して脱出する算段をつけるが、罠にかかって死亡する。
そこからが本番。
頼れるように見えた警官は暴走し、科学者を襲うも、何もしようとしない男性に止められる。
実は既にその時点で批判的な女性は死に追いやっていたのだ。
そこからまさにずっと緊張して見ていた。
この話は、積極的にリーダーになろうとする人間は支配的で危険だ、という事が
言いたいのだろうか?
それとも恐ろしいのは如何なる時も人間だ、という事かな?
最後、助かったのはいいが、結局どうやって彼らは集められたのか?
何故彼らなのか、という肝心な部分は謎なままだったな。
それにしても、不安だからと他人を暴力で支配下においても色々悪化するだけなのに、
何故それが分からないのだろう?
参考。