「キルギスタンを代表する監督の作品」だそうです。
私としては残念な映画でした。
馬は美しかったのですが、主人公がいわゆる
「悪い人じゃないんだけど」と言われる、
「親戚にいたら厄介なおじさん」という類の人でした。
中盤はレースにでも出場するのかと思いながら見ていましたが、
「華々しい」場面は無縁な映画でした。
「叙事詩」のような作品を期待していましたが、俗っぽい代物になっていました。
もっと馬に焦点を当てたものを想像していましたが、主人公が気持ちいいだけで、
馬にとってはそれほど愉快ではなさそうでした。
期待していたものとは違ったため、辛辣な評価になっていますが、
映画としては閉鎖的な村の描写、日常生活を垣間見れるので、そんなに悪い出来ではないと思います。
ただ単に、私の好みとは違った、というだけです。
馬は美しいので、動物が出る映画を見たい人も見て損はしないかと。
代わりに、ご本人の発言をどうぞ。