馬を放つ


映画『馬を放つ』予告編

 

キルギスタンを代表する監督の作品」だそうです。

 

私としては残念な映画でした。

馬は美しかったのですが、主人公がいわゆる

「悪い人じゃないんだけど」と言われる、

「親戚にいたら厄介なおじさん」という類の人でした。

 

中盤はレースにでも出場するのかと思いながら見ていましたが、

「華々しい」場面は無縁な映画でした。

 

叙事詩」のような作品を期待していましたが、俗っぽい代物になっていました。

もっと馬に焦点を当てたものを想像していましたが、主人公が気持ちいいだけで、

馬にとってはそれほど愉快ではなさそうでした。

 

期待していたものとは違ったため、辛辣な評価になっていますが、

映画としては閉鎖的な村の描写、日常生活を垣間見れるので、そんなに悪い出来ではないと思います。

ただ単に、私の好みとは違った、というだけです。

 

馬は美しいので、動物が出る映画を見たい人も見て損はしないかと。

 

代わりに、ご本人の発言をどうぞ。


11/22 『馬を放つ』 Q&A