ビリーブ 未来への大逆転


映画『ビリーブ 未来への大逆転』予告編

 

男女差別(区別)撤廃に向けた法改定のために戦う女性の物語。

 

ハーバード大学ロースクールで50年代に女性の入学が認められ、主人公は晴れて学生に。理解ある男性と結婚するも、夫は急病になり、夫の代講と介護もしながら卒業するが、女性というだけで弁護士事務所に雇われずに、大学教授になる。

教授として学生を育てながら、親の介護のために看護師を雇った独身男性が控除を受けられなかったという事件を知り、性差別撤廃に使える案件として飛びつく、というお話です。

 

とにかく頭脳明晰で努力家の主人公が、女性であるだけで不利益を被りつつも諦めず前進して行く姿は、力強く、閉塞感渦巻く現代日本にいると、積極的に動かないといけないのだな、と背中を叩かれたような気がしました。

 

前例に拘る検察側に対し、これ以上悪しき前例を作るな、未来を変える第一歩にしよう、と判事に訴える姿は感動的。

「女性」は合衆国憲法には一度も出てこない、という事もこの映画で初めて知り、自分たちで権利を勝ち取ってきたのだな、と感嘆しました。

 

前例主義が充満しているのは日本も同じなので、変えていくしかない、と思いました。

 


【公式】『ビリーブ 未来への大逆転』3.22(金)公開/特別映像/アーミー・ハマー(マーティン・ギンズバーグ役)インタビュー

 

現実に押しつぶされそうになっている方、悩んでいる方は是非ご覧ください。

それ以外の方も是非どうぞ。