【公式】『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』2020年1月17日(金)公開/本予告
気球で気象調査に取り組んだ気球の操縦士と科学者の物語。
当時はフランスの高度7000メートルが最高記録。
それを塗り替え、天気予報というものを可能にした科学者。
気球乗りの夫の死を乗り越える操縦士。
勇気と無謀は紙一重。
好奇心は前向きになれる原動力。
考えの違う二人が同じ目的で協力し合う姿も良い。
7000メートルを超えると空気も薄く、気温も低くなる。
科学者は伝書鳩やブランデーは用意しても、防寒着は省いた。
科学者が気を失うなか、孤軍奮闘する操縦士。
命綱なしで気球を上る。
まさに命がけ。
怖いもの知らず(覚悟して取り組んだ)の人たちのおかげで現在の科学技術の進歩が
あるのだと分かる。
努力と勇気を称える物語。
こんな時代だからこそ、健全かつひたむきに突き進む姿は素晴らしい。
彼らに拍手!
同じ二人の主演映画。
この映画は実話を元にしているそうだが、学者は実在の人物で、
ジェームズ・グレーシャー。
気球操縦士のアメリア・レンは架空だが、夫婦で気球乗りのフランス人
ソフィー・ブランシャールがモデル。
実際に学者と行動を共にした気球乗りは男性で、ヘンリー・コクスウェル。
彼らの本を探したが、日本語ではなかった。
関連分野の本を紹介する。
グリニッジ・タイム 世界の時間の始点をめぐる物語 |
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時間を世界レベルで共有するという概念は、ほんの2~300年前に生じたもので、馬が最速の交通手段だった折には、大した問題ではなかった。では、いついかなる理由で時間の共有が合言葉になったのか?誰もが知るグリニッジ標準時の来歴について興味深いエピソードをまじえて物語は進む。 |
気象学者グレーシャーが所属していたグリニッジ天文台が舞台の物語。
誰もが当然の事として過ごしているグリニッジ標準時が成立した経緯を描く。
気球から飛行機まで「飛ぶこと」に魅入られた人々の物語。
良ければ読んでみて下さい。