✅ まるで謎解きミステリー! コンゴ舞台に国連事務総長“暗殺”に切り込む ドキュメンタリー映画『誰がハマーショルドを殺したか』18日公開
ろくに調査も行われず、長年原因不明の事故とされてきた。
その件を調査する事になった記者の視点で語られるドキュメンタリー。
私は彼を知らなかったが、植民地支配を正当化する人々の中にあり、アフリカの自由
のために尽力した人物だという。
何故そんな人物が不審死をするのか。
白人至上主義者に狙われたのか。
白人の支配を揺るがす白人が敵意に晒されるのは、ある意味当然の事かもしれない。
仕事で移動中、コンゴで墜落死した国連事務総長ハマーショルド。
映画では南アフリカや宗主国である英国や米国の関与も匂わせる。
事務総長の死因の調査中に、記者は証言をしてくれる元工作員と知り合う。
工作員は、ワクチンを使ってアフリカの人々を死に追いやって来た事を語る。
ワクチンの接種はリスクもあり、インフルエンザ予防接種で罹患した事例もあり、
あり得ない事だとは言えないと思う。
事務総長が仕事で移動中に死亡したにも関わらず、満足に調査も行われていない
時点で、怪しいので、ただの事故ではないだろう。
事件が開明され、被害者の名誉回復と、より良い社会にする事が出来ればいいと思う。
亡くなった事務総長の日記。
仕事とは無関係な美しい言葉の数々。
理想家だったと言われる人物の内面を知れる一冊。
こんな人物が敵意を向けられるのは、この社会が歪んでいるからなのか。
映画として面白かったので、一度は見る事をお勧めする。