しかも探偵。それもしゃべる。可愛げはない。
尻尾は電流をイメージしてギザギザだった。
覚えていなかった。
ゲームの内の存在なのに敢えてぬいぐるみ風の質感を備えた造形にしている。
子どもに人気だからだろうか。
ポケモンたちが実態を伴って存在している世界。
人とポケモンが一緒に住んでいる。
大真面目にこんな設定の映画を考え、制作し、SFだかファンタジーだかアクション
だか推理ものだか色々ごちゃ混ぜの作品に仕立てた関係者には敬服する。
日本だったら誰かが馬鹿にして決して制作されないような気がする。
世界に冠たる娯楽産業を擁するアメリカでこれだけピカチュウやポケモンが
愛されている、というのは凄い事だし、ポケモンゲームの制作陣は嬉しいだろう。
しかしあれだけ「クールジャパン」だのと大風呂敷を広げたのに成果なしの日本の
現状を見ると情けない事この上ない。
それはともかく、映画はあくまで子どもが楽しめる作品だった。
本来の対象年齢向けという事で、それはそれでいいと思う。
動くポケモンが見れただけで感激、という人には素晴らしい映画だと思う。
私はそれなりに楽しめたので文句はない。
たまにはこんな映画も悪くない。
【名探偵ピカチュウ】第9章 ポケモンカーニバル [イベント・攻略シーンまとめ]
ぬいぐるみ風だと温かみというか、柔らかさがあるね。