気象衛星が武器として使われたら?という設定のアクション映画。
家庭環境では問題を抱えている学者が、自分の制作した衛星の管理を取り戻す為動く。
宇宙には衛星がいくつあるのか具体的な事は知らないが、廃棄されたものを含めて
それなりの数存在すると思われる。
天気予報には何十年も以前から使われているし、GPSが欠かせないものとなっている。
地図等で、頼りにしている人もいるだろう。
無条件で信頼しているからこそ、攻撃手段として稼働した場合、身を守る術のない
数多の人々にとって、取り返しのつかない恐ろしい事態になる事を分かりやすく提示
してくれた映画。
技術的に可能かどうか不明だが、あり得ないとは断定出来ない。
連日のようにどこかで空爆が行われ、法的根拠も曖昧なまま、軍事力で上回る側が、
一方的に攻撃を続けているという現実もある。
権力が分散されて、睨み合いをしているくらいの方が、壊滅的な被害は防げる。
権力の分散の重要性と、資本の独占の恐ろしさを知らしめてくれる映画だった。
画面も派手で面白かった。
これも面白かった。未見の方はどうぞ。