サスペンス・ホラー映画。
手話でやり取りしているので、話せない一家かと思ったら、人の声に反応する
「生き物」がいるらしい。
クモに似た動きをするそれは、人を殺すだけで、食べるのか否かは不明だった。
音に反応して襲ってくる存在は、神経をすり減らすのだというのが良く分かる描写
だった。
「音」と「間」を効果的に使い、発声されないので、音楽が流れると安心感があった。
子どもたちは自力生還。
父親は模範的な父親ぶりだった。
最後の覚悟を決めた親子の表情が良かった。
人生は戦い、戦いは生きる限り続いていく、という主題かな?
日本映画だったら犠牲になる人は違いそう。
緊張感があって楽しめる。
疲れたら助け合う家族の姿を見て人の情を取り戻して欲しい。
こちら続編。