実話が元ネタ。
遭難者の戦いの記録。
アメリカの砂漠地帯で経験豊富な男性が遭難した。
遭難の探索にボランティア活動を行っているような人物がだ。
自分を過信した彼は、誰にも行方を告げずにふらりと旅に出たので、行方不明者として
捜索願を出してもらえず、己の力で脱出するまで、誰にも気付いてもらえなかったのだ。
親からの電話も面倒がって応答しなかったつけがやってきたのだ。
疲れた彼の緊張や妄想、走馬灯を映像で見せられる。
降雨にも怯えるが、それの力を借りての脱出を夢見る。
ラジオ番組を想像して希望を持つが、ヘリコプターは影もない。
ついに決断して自力で脱出する。
池の水を飲む場面は、実際に飲んだのかと気になったが、些末な事だ。
諦めない事の大切さを教えてくれる。
緊張感の漂う映画なので、私は悪くなかった。
モデルになった人物。
山脈の姿を効果的に見せる。諦めない事の大事さを訴える映画だと思う。