松山ケンイチと芦田愛菜が親子に!? 映画『うさぎドロップ』予告編
疑似親子もの。
堂々の主演俳優となった芦田愛菜の子役時代。
あまり顔は変わっていないな。
役の上では叔母と甥にあたる。
亡くなった祖父は何歳で「父親」になったのだろうか。
遺産ではなく子供の事を気遣うあたり、いい人たちには違いない。
親戚の人々は結構有名な俳優が出演している。
主人公は雑誌のモデルを見て自分もその世界に入る夢を見ているのだが、
子どもを引き取った事でその女性と知り合えた。
無欲に目の前の事に真面目に取り組んだから、結果的に幸運が味方してくれた、
という事を示すのだろうか。
子どもが「邪魔になったら」預けに来なさい、という施設の女性の言葉は、
きれいごとではない、厳しい現実を示すものとしてよかった。
これは現代の御伽噺。
子供たちはきっと幸せになれる。
悪意のある大人が出てこないし。
現実を、何とか御伽噺に近づけたいものだ。
原作漫画。
良ければ見比べてみて欲しい。
予定調和な面は否めないが、たまにはこういう作品も悪くないと思う。
お勧めだ。