前作で「奪われた」人が報復する話。
前作の犯罪組織所属の人間の父親が息子を殺された恨みを晴らすため、主人公と家族を狙う。
息子は大勢の女性たち(多分)を痛めつけてきたわけだが、そんな事は気にも留めず、
ひたすら息子を殺された事ばかり訴えている。
人間、そんなものなのだろうが、これはあんまりだろう。
だが、恐らく父親も犯罪者なのだろうから、犯罪者の頭の中はこの程度なのだろうと
考えるしかないのが妥当だ。
本当に残念だ。
実際に息子が「奪われて」も、現実に既に「奪われた」沢山の人命には関心を向けない。
息子が直接的・間接的に命や名誉を奪ったから「奪われた」人たちなのに。
本編は、前作より面白かった。
単純な物語だが、前作で囚われの身だった主人公の娘が反撃の為に戦うのは痛快だ。
アクションは、無駄がなく、洗練されていると思う。
これは前作。
こちらも十分面白い。
続編もある。