ディズニー作品。
舞台は何処なのだろう?
メキシコあたり?
間違えていたら申し訳ない。
ディズニーについては労働問題や人種差別問題、最近では虹色運動関連と色々あるが、
作品としてはいい出来だと思う。
魔法が何でもありなのは気になるが、そういうものだと思って見るしかない。
映画だしね。
内容については他の方が散々書いているだろうから省くが、ミラベルの人物造形は
良いと思う。
「特別」な家に生まれて、特別な力を持ちえない人間の葛藤や見栄は想像出来るし、
うかつには言えないだけ負担もあるだろう。
家族からは「ミソッカス」扱いされるだろうし。
何より本人の自尊心が傷つく。
現状の問題点に気付いて何とかしようと奮闘する主人公に向けられる人々、特に祖母の
言葉が残酷で、現実的だった。
主人公を馬鹿にせず協力する家族の姿は意外だった。
基本的に温かい家族だと思う。
御伽噺の域を出ていないが、あくまでも「ファンタジー」だから、これで良いと思う。
ディズニーの現実。
これは傑作! 代表作です。