予告編はありません。
シリア難民を題材に扱っています。
あくまで童話の雰囲気で描かれています。
父親が牢屋の中だったり、母親が亡くなっていたり、友人と生き別れだったりと、
厳しい現実もさりげなく織り込まれています。
祖父母の優しさと強さ、助け合う隣人たちなど、人の善良さが全面に押し出されている
ので、模範的な童話だと思います。
童話として「魔法」の要素や、助けてくれるお姫様など、子どもが喜ぶものもしっかりと登場します。
基本的にシリアが悪役のようですが、直接的には出て来ないので、あまり気にはなりません。
歴史が好きな人や子どもがいる人には需要もあるだろうから、配信やDVD販売の対象にすればいいと思いますね。
温かい作品でした。
石鹸が有名だったとは知りませんでした。
内戦と言っていいものですかね。
シリアと言えば古代から発展していた国のようですが。
そういえばパレスチナの人々は自分たちの事を「大シリアの一部」だと思っていたそうですね。
初見ですが。気分転換にどうぞ。