TMN「SEVEN DAYS WAR」&約30年前の宮沢りえの姿も!アニメ映画「ぼくらの7日間戦争」×実写映画「ぼくらの七日間戦争」スペシャル映像解禁
理不尽な校則に怒った中学1年生11人が立てこもって大人と戦う話。
私は中3くらいだと思っていた。
これは面白かった。
子どもの頃存在を知って見てみようと思って忘れていたが、新作のおかげで見れた。
理不尽な校則は減少するどころか増加しているらしい。
生徒の体を痛めつけるような運動会の組体操、生理の際に逆に走らされる、あるいは泳ぐ事を強要される、等現在の方が過酷かもしれない。
この映画でも、スカート丈を床に張り付くようにして測る、無断で持ち物検査をする、
髪を切る、等の暴力や人権侵害の横行を描写していた。
下着の色を指定する学校もあるそうだが、どうやって確かめるつもりだろうか。
実際に見るわけにはいかない。
体操着でわかるという事か?
学校が好きだった人が教員になるからどんどん極端かつ過激になるのだろうか。
閉鎖的な村社会そのものらしい。
この映画の立てこもった仲間たちは、下手な大人よりも出来る事の多い人たち。
時間を浪費した大人が多いのだろう。自戒しないと。
ここまでしても、話し合いをする姿勢は見せず、まず暴力ありきの大人たち。
機動隊が突撃するのには呆れたが、日本人は冷酷だからあり得るだろうと思った。
さすがに機動隊は中学生には暴力は振るわないが、教師たちは躊躇しない。
親は子供の心配をするが、教師は脅すような言い回しばかり。
なんと現実的な。
立てこもった建物には先住者がいたのだが、追い出そうとするも逆に建物の外に出て
過ごしていた。
食事を提供して和解。
思えば主人公たちに暴力を振るわなかった大人はこの先住者くらい。
日本の子供に人権はないらしい。
一応子供の人権条約だったかを調印しているはずだが。
未成年者が自我を持ち、権利を主張したら困る大人が多い国だから軽んじているのだろうな。
最悪だ。
それはともかく、この映画は面白かった。
最後の曲もいい。
人生に疲れた全ての人におすすめだ。
あなたも戦ってみないか?
TM NETWORK / SEVEN DAYS WAR(TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-)
新作の予告編。