悪役が何を求めていたのかよく分からなかった。
チベットでは特別な力を持つ子どもが生まれるが、何故か米国で不審死を遂げていた。
人探しを生業としている主人公は、チベット女性から特別な力を持つ「ゴールデン・チャイルド」を見付けて欲しいと依頼されるが、という話。
チベットなのに「ゴールデン・チャイルド」?
といった疑問はあるが、とにかく囚われの身の子どもを時折見せる事で、細かい事は
あまり気にならない仕様になっている。
特殊能力は物を動かせる事のようだ。
他にもあるかもしれないが分からなかった。
犯人グループが子どもを殺して何を得たかったのかも不明。
「闇の世界」に介在出来るのかもしれない。
闇の世界の住人は、キリスト教的な造形だった。
ハリウッド映画だしな。
チベットがちょっとしたおとぎの国のように描写されていたが、明るい偏見という感じで、これなら許されるかもしれない。
チベットについて知らないので気にならないだけかもしれないが。
子どもの今後については気になるが、利用されずに大人になれればいいと思う。
神がかりの子どもは自由を奪われるのが定石だが、映画だし、何とかなるだろう。
主人公のいい加減さが程よい加減だった。
細かい事は気にせず見ればいいと思う。
これも特殊能力を持つ子供。
「闇の世界」とか割とハリウッド映画は好きなのだろうか。
「ファンタジー」の適当な設定について真面目に取り組む映画。