TENET


Tenet Trailer #2 (2020) | Movieclips Trailers

 

「時間」、を扱った映画。

技術の進歩で未来は現在を変える事が出来る、という話。

それによりまた未来も影響を受けるかもしれない。

 

主人公は過酷な訓練の唯一の合格者。

ある研究施設で未来から来た銃器について教えられる。

時間の流れが通常とは異なるため、空の銃を撃つことで弾丸が銃に戻ってくる。

混乱しつつも受け入れる主人公。

 

経緯は不明だが、紹介された相方と一緒に未来と現在と過去を行き来出来る人物、

「セイター」の望むプルトニウムを、彼に近づくために手に入れる。

だがそれは破滅に繋がる可能性のある代物でもある。

同時に世界大戦を防ぐ鍵になるかもしれないものでもある。

 

主人公たちは破滅を防げるか、というお話。

 

予備知識はほぼない状態で見たので、冒頭の場面は意味不明だった。

だが、見ていればだんだん理解できるようには作ってある。

 

なぜ「セイター」が特別な立場になったのか不思議だったが、危険を冒したから

こその、代替としての成功なのだという事だった。

妻になった女性は、ただ単に外見が好みだっただけなのだろうか?

 

長身の女性のスーツ姿は絵になったが、日本だったら背中を丸めて猫背になっていた

だろうなとも思った。

 

終盤、主人公と相方のニールの会話で、この物語の仕掛けはある程度明かされる。

世界は以外と単純なものかもしれない。

 

なんだかんだ言っても、生死を分けるのは体力、日頃の生活が大事だという事が

この映画でも示された。

 

最後にニールのセリフ、「起きた事は仕方がない、でも何もしない理由にはならない」

という言葉でこの映画の感想を終えたいと思う。

 


映画『TENET テネット』ノーラン監督メッセージ&スペシャル予告編