人気漫画の映画化。
原作は知らない。
正義漢はあるが、「馬鹿」なせいで警察を免職されそうになり、代わりに
潜入捜査官「土竜」としてヤクザとして生きていく主人公。
主人公視点のドタバタアクション映画である。
結構ヒットしたらしいのだが、私の好みからは外れていた。
「五月蠅い」のである。
気楽に見れる娯楽作品としては悪くないと思う。
主役はずっと体を張っているし、なんせ登場場面は裸だ。
無責任な元同僚もいい感じだし、相棒であるヤクザも割と話せる奴だし。
逮捕を狙う大物は、カッコつけているだけ、というのも現実的でいい。
悪役の設定については、疑問符が付く。
彼に、そんな大それた事をする人脈も、何より資金源がなさそうだが。
彼の手足として動く悪党をどうやって確保したのだろうか。
設定に無理があると思う。
もう少し高齢ならまだ分かるのだが。
細かい事は気にせず楽しめる人向けだと思う。
ヒロインの格闘場面がないのは少々残念だった。
これも「人身売買」を題材にした映画。緊張感抜群。
「人身売買」被害者が解放後戦う話。
実話が元。一見の価値あり。
