面白かった。地下鉄の密室性を良く生かしている。
以前見た憶えがあるが、最後まで緊張感があった。
ニューヨークの市営地下鉄で働く主人公は、降格人事で司令の仕事に。
そこに車両をジャックしたという犯人らしき人物からの通話がかかってくる、という話。
たまたま応対した主人公は犯人に気に入られ、警官が来てもそのまま通話を続ける事になる。
犯人の求めに応じて悪事の「告白」もする。
真偽不明なままだ。
だが犯人は主人公が罪を犯したと決めてかかる。
協力している警官にまで色眼鏡で見られる。
何故犯人は主人公を気に入ったのか。
それが犯人特定と事件解決の鍵となる。
犯人の真の狙いと人質の「有効活用」の方法が分かった終盤は、息を呑む。
無駄のない描写と、程よい余韻には満足した。
アクションとサスペンスが融合していて面白い娯楽作品だった。お勧め。
第一次世界大戦での伝令兵の働き。いつ当事者になるか分からない。
科学の力で未来を変える! ・・・果たして現在は?