航空機の心臓部、「ブラックボックス」に記録されたデータを基に事故調査を行う
機関に所属する人物が主人公。
彼は他の人が気にしない細部まで拘って事故原因究明に当たる。
ある日最新鋭の航空機が墜落し、乗員乗客300名が死亡する事故が発生した。
上司に担当から外され落ち込む主人公。
ところがその上司が行方不明になり、代わりに責任者になる事に。
張り切る主人公だが、という話。
彼は微妙な音を聞き分ける仕事をしているせいか、日常に溢れる音は苦手としている
らしく、耳栓をしているらしい。
それくらい真摯に仕事に取り組んでいる主人公は、墜落事故の時間の不自然さに気付き、離婚の危機や上司からの疑念にもめげず、あくまで事故の真相を探ろうと突き進む。
行方不明になった上司の家にも向かう。
上司は既にこの世の人ではないのか。
恐怖を抱きつつも直観を信じて突き進む。
途中頼れそうな記者にも信じられないと追い払われる。
それでも進む。
最後の主人公については気になるが、テロとして処理されず、原因解明出来て良かった。
おかげで更なる犠牲は防げる。
実話があるのかと思ったが、そうではないようだ。
何でも機械化は危険だ、という役所の意思表示だろうか。
何にせよ、この映画で分かった事は、
頼れるのは自分だけ、
自身の直観を信じて進め、
頼れる知人を見付けられたら幸運、という事だ。
あまり爽快ではないが、最初から最後まで緊張感漂う映画で、飽きさせない。
どこの国でも癒着は危険で、問題の発生原因なんだな。
面白かった。お勧め。
隠蔽を防ぐため女性従業員が戦う話。楽しい。
情報分析官の内部告発。これも隠蔽。
