新作もその系統のようだ。
他の分野には挑戦しないのだろうか。
内容については今さら書く事は特にないような気もするが、
家出少年が東京で親を亡くした少女と出会い成長する話。
今作は弟と事務所のお姉さんが良かった。猫も。
雨乞いの神事の事例は見聞きするが、雨続きで晴れを求める神事はあまり聞かない。
夏なのに雨ばかりで晴れが少ない事もあったので、晴れを求める神事があってもおかしくはないと思う。
ただ、主人公の「思い」くらいで簡単にひっくり返るものだろうか。
少女は覚悟していたわけではないから、という事だろうか。
保護者のいない子どもの大変さについてはよく描写出来ていたと思う。
大人の冷たさも現実的だった。
ただ、警察の熱心さは謎。
行方不明者の捜索など滅多に行わない事は有名だ。
主人公は事件性ありと判断されたのだろうか。
本編では特にそれらしい場面はなかったが。
主人公の親が警察関係者とコネでもあったのか?
少し大味な印象ではあったが、悪くはない。
しかし監督は超常現象を思わせるもの以外の作品は作れないのか?
ちょっと違う毛色のものも作った方がいいと思う。
飽きられたら終わりだ。
余計なお世話だったか。
話題の前作。
気象を題材にしたもの。
猟師が狼と行動するファンタジー。