ジョン・ウィック チャプター2


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「伝説の殺し屋」が主人公の映画。

殺し屋が主人公の映画は意外とある。

有名な所だと「ジャッカルの日」。

比較的最近だとブルースウィリスなんかも殺し屋を演じている。

 

そんなわけで割と手垢のついた題材である殺し屋をどう描くのか、という点で他の作品との違いを見せる必要がある。

しかし殺し屋が手垢のついた題材というのも、映画というか娯楽は凄まじい分野だな。

 

キアヌ・リーヴス演じる殺し屋は殺人を美化したり悲劇的に描いたりせず、マフィア

所属の殺し担当である、という側面を隠さないので好感が持てる。

気取りのあるマフィアものはうんざりしているので、これくらいで丁度いい。

 

舞台であるホテル、インターコンチネンタルの場面もいい。

マフィアが根城にしているかはともかく、現実にあり得そうである。

マフィアの本拠地が住民まで全員関係者である、というのと同じで従業員も当然のように関係者なのだろうと思わせる演出もあり、緊張感を漂わせる。

 

的である女性の最期も、ゴシック・ホラーの趣があった。

個人的には吸血鬼映画を連想させた。

彼女の方が弟よりも大物の雰囲気はあった。

 

物語の終わりの公園の場面は壮観だった。

一般人に見える人々が実は関係者である、という動きで今後の主人公の日常も想像出来る終幕になっている。

 

これはマフィアではなく、あくまでジョン・ウィックの物語である事を知らしめる終わり方で、私は気に入った。

 

まともな職業とは言えないからね。

 

 

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これも殺し屋が主役。多分美化はしていない。

 

 

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これも殺し屋が出てくる。こちらは恐いぞ!

 

 

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盗聴をした結果殺しの案件に疑問を持つ諜報員の話。元ネタあり。

 

 

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大統領を殺害した諜報局のトップ。忠誠とは。これも怖いがお勧め。