遅ればせながら見てきた、シリーズものでナンバリングありのもの。
面白かった。最初から最後までノンストップだった。
ハリウッドのストライキと重なったために日本であまり宣伝が行われなかったせいか
いつ公開開始だったのかよく分からなかった。
たまたま都合がついたのでこれを見たが、良い気晴らしになった。
内容については今さら当方が触れるまでもないとは思うのだが、簡単に言うと
支配欲の強い人間が作らせたAIが暴走し、新たな代理人を選任したAIの所有権争いの勃発というもの。
米国政府の強権支配と、昔ながらの愛国心と新自由主義の問題とクリミア紛争を絡め、SNSや情報の独占や誘導といった現代社会を混乱させている案件を絡めた物語となっており、後世の人間が資料に出来そうな構成となっており、良く整理され練られた脚本。
これを制作した陣営も凄いが、制作費を出した人たちも凄いな。
米国の自由は未だ死なず、という事かな。
続編も見に行くつもり。
俳優の使い方も、物語内での人間関係を生かしており、上手い。
それでも彼女の死は残念だった。
見せ場はあったからいいのか?
インド系の人が大きい役で起用されるのはこのシリーズでは初めてか?
一応日本の名前出してくれてありがとう、でも中国でいい。
日本にその甲斐性は恐らくないので。
長いエンドロールだった。
アクション場面に関与した人々に拍手!
中学生が主人公のスパイもの。結構面白い。
同じ主演者。彼の情熱は素晴らしい。
それでも新自由主義よりはましなのか?
人間は救いがないね。
愛国心はやはり持つ者の不正を正し権力の暴走を阻止する事だ。