韓国のリメイク作品。
オリジナルでは技術的な説明はあるのだろうか。
お話なので、なくてもいいとは思う。
無線が時を越えて過去の人物と会話が出来る、という何となく夢想した事がありそうな事を題材にドラマ化し、映画化もした。
主人公はやはり現代の方だろう。
警察関係者の政界進出の野望の為に握りつぶされる事件、という経糸と、現場の警官、
事件関係者の人間関係、という横糸を土台に作られた物語。
主人公の兄の事件と、大山刑事との関わり。
班長の思い。
大山刑事のひたむきさ。
日本の作品にしては背後がしっかり作られていると思うが、原作があるからだろうか。
アクションも頑張っていた。
警備会社は応援を求めないのか、という不満もあるが、予算の関係だろう。
それはともかく、あれだけ踏ん張っている大山刑事が不遇なのは酷い。
警察の実態を反映した描写かもしれないが。
ドラマの挿入部分が多かったのは気になったが、割と面白かった。
ドラマの大山刑事と元不良少女の話、良かったら過去編で少し見せてくれると嬉しい。
班の二人も、いい味出しているから、予告編でもう少し出してやって。
大山刑事の負担が大きすぎ。
カジノ王が主役。犯罪を「ビジネス」だと。
最近地震が続発しているが、噴火を題材にしたアクション映画。
米国と中国の間の国である悲哀も。