ゴジラ-1.0


www.youtube.com

 

ゴジラシリーズの最新作。

 

戦中から出没していたという事は核実験の影響という線は否定するのだろうか?

 

ストライキの影響とはいえ米国でもヒットしているのは喜ばしい。

 

本編については、「特攻」の生き残りである主人公の敷島浩一と、そこに転がりこんできた大石典子と明子の「母子」の関わり、旧軍との関係性によって縛られていたものが、近所の「姉さん」や職場の人々とのおかげで過去と向き合い、自分自身を解放する

話、という事でいいのだろうか?

 

ドラマ部分の説得力は主役の演技だけで維持しているという書き込みも見たが、彼の「トラウマ」を想起させる動きは、その評価を納得させるものではあった。

あの時期にしては赤子の血色が良すぎるのも気になった。

ヒロインについては、同じく血色が良すぎる気がしたが、主人公に出会うまで寝床の確保や赤子の世話はどうしていたのだろうと思ったのだが、本筋とは関係ないのでまあ良しとする。

 

主人公の戦後の仕事は日本政府の仕事なのだろうか?

GHQの予算は日本の国家予算の3分の一を占めていたというからその一部なのかな?

魚雷を蒔きすぎて米軍が海からの上陸を断念したという話も見かけた事があるので主人公のような仕事をしていた人は実際にいたのだろうと思う。

 

ヒロインに取っては主人公は「地獄で仏」のようなものだったろうし、彼女があの時まで「無事」だったのは奇跡的でもあるだろうから、あの後も何だかんだでそれなりに生きられるような気もする。

 

それより明子は強運の主だ。

酷い扱いを受けた孤児は大勢いたし、命を落とした人も珍しくないなか、無事成人できそうだ。

彼女こそこの映画での「救い」や「希望」を体現しているのだろう。

 

ゴジラ」についてはパニック映画を「象徴」する存在だと思っているので、今回のような描写は良かった。

傍若無人でいてこそのゴジラだ。

 

映画としてはそれなりに満足できる仕上がりだったが、全体的に「綺麗すぎる」印象を

受けた。

水回りの整備もこれからで、家のない人も大勢いただろうから、もっと汚かったはずだが。

まあ映画だからいいけどね。

 

そういえばこの映画米国では「ホラー映画」の扱いだそうで。

やれやれ。

 

個人的には気に入ったので続編が見たい。

成長した明子視点で。

15歳くらいとかで。

 

奮闘したスタッフ・俳優たちに拍手!

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com

「特攻」についてのニュース番組。

日本軍無能すぎ。現在も大して変わらない?

 


www.youtube.com

この映画「神木隆之介のおかげで持っている」と言われていたな。

 

ザ・ロック


www.youtube.com

 

久しぶりに見た映画だが、やはり面白かった。

 

アルカトラズ島に立てこもる人々の話。

テロでは何も変えられない、というが多少でも前進した本邦に住んでいると、空しく響く。

 

これも有名な作品だから内容の説明は省くが、兵器の使い方とアクションの見せ方は

非常に巧み。

これを模倣したのかな?と思った日本映画があったが大分簡単。

日本の映画関係者は娯楽作品を所詮娯楽だとどこか馬鹿にしているのではないか?

だから作りや構成が甘いのでは?

手抜きをしていないハリウッド映画を見習った方がいいよ。

 

肉体派路線になる前のニコラスケイジは新鮮だし、ショーン・コネリーエド・ハリスマイケル・ビーンはそれぞれカッコよかった。

 

音楽もいい。お勧め!

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

脱出する映画。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

これも脱出もの?

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

任務とは?

 


www.youtube.com

ショーンコネリーの追悼としてはこちらがお勧め。

作品としてはアンタッチャブルの方が好きだけど。

 

 

 

 

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主


www.youtube.com

 

小説の映画化らしい。知らなかった。

 

「死者が見える」ばかりに厄介な事件に巻き込まれ戦う羽目になる主人公。

「死者が見える」設定は映画だとそれなりに存在するが、ここまで暴力にさらされるのは意外と珍しいのでは?

さすが米国映画。

 

奇妙なものが見えるために母親が父親によって精神病院に入れられるという重い冒頭

から始まり、「学んだ」主人公は余計な事を喋らない事で保身を図る。

それでも信じてくれる彼女と署長がいて、悲惨な印象は受けない。

 

友人から相談され、事件を未然に防ぐべく動き出す主人公だが、という話。

 

形を変えたゾンビものだったりするのか?

死者は喋らないのだが、主人公を頼って現れる。

それによって暴力と事件に巻き込まれる。

 

巻き込まれやすい人は存在するので、それの亜種かもしれない。

 

いつゾンビになるか恐れるというゾンビ映画よりこちらの方が私は面白かった。

流血はあまりないので、子どもも見られる。

 

話自体は単純だが、特に気にはならない。

 

署長役のウィレム・デフォーは久しぶりに見たが、美味しい役だった。

彼の真面目さが物語を支えているように見える。

現実味を担保しているというか。

 

最後は、また女性が死ぬのかとウンザリした。

何故いつも女性が死ぬ役なのだ?

美しい想い出のために死ぬ必要があるのか?

厳しい現実を演出する為か?

 

それはさておき映画としては悪くなかった。

気分転換にどうぞ。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

怪しい奴は取り敢えず精神病院。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

力ある者の責任。まだ10代だけど。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

誰もが行く道。

 

ザ・アウトロー


www.youtube.com

 

現金強奪事件もの。

犯罪映画としてはよくある事件か?

 

銀行強盗と見せかけて古くなった通貨を処分して再発行する、古くなった通貨を狙う

というもの。

巻き込まれる一般人はいない、はずだった。

 

犯人グループは元軍人で、不必要な殺人はしない。

だが、早々に犠牲者が発生。

出来るだけ被害を防いで犯罪を阻止出来るか、というもの。

 

処分前の通貨を狙う、というのは別の映画でもあった。

これは少し異色だった。

犯人たちを誘導する人間が実はいたのだ。

彼は政府の関係者だったのか?

 

しかし他のやり方は無かったのだろうか?

 

数字が動くだけの世の中になったので、この類の事件は減るのか?

それとも事件に巻き込まれた際の逃げ道が更に無くなるだけなのか?

何とも言えないな。

 

映画としてはこれはこれでありだと思う。

現実ではないから。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

これはシリーズになっている。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

下っ端でもこれだけの事が出来る。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

これも謎とされている事件。

 

 

ノートルダムの鐘


www.youtube.com

 

有名な原作もの。

ディズニーは「ファンタジア」などのオリジナルも凄いが、原作ものもなかなか。

 

放送されて初見だが、面白かった。

 

内容については色んな人が書いているだろうから、割愛する。

 

主人公の「カジモド」が友を得て居場所を持てるまでの一代記だったようだ。

自分から抱き着ける程信頼できる人が出来た事は大きいし、ああいう生い立ちだと

人を心から信じる事は難しいので、他人を信じられたのは良かった。

 

主人公になるだけあって強いね。

 

それと寺院の装飾の像が大活躍。

誰が考えたのか知らないがあの扱いは上手いね。

 

彼らがいなかったらカジモドは友を得る事は出来なかったかもしれない。

精霊みたいなものなのかな?

何にしても良かった。

 

「ジプシー」の位置付けも何となく分かる演出だった。

 

「ご主人様」の役職は良く分からなかった。

彼は簡単に「死刑」だと言っているが、何を根拠にしているのだろう?

でっち上げが容易だとしても、思いつきで処刑出来るほど混乱した世の中ではない

だろうし。

 

その辺りが気になった。

 

領民なら殺生与奪は自由という事だろうか?

 

 


www.youtube.com

新たな人生を掴み取った主人公に拍手!

 

 

原作もどうぞ。

 


www.youtube.com

こんな状態らしい。

バウ・パトロール ザ・ムービー


www.youtube.com

 

ゲームが原作らしい。

そういうもの増えてきたなあ。

 

内容は「犬のおまわりさん」。

 

子どもの夢を具体化して映画にした感じ。

 

私はこういうのは嫌いではない。

 

大真面目に映画化するのはカナダの人の美点だと思う。

 

日本人には真似できない。

 

隙間なく話も作っているし、「子供向け」として軽んじたものは一切ない。

 

まあ謎は色々ある。

資金源とか、契約とか、責任の所在とか、「パトロール」の帰属問題とか。

 

映画を見ている間その類の事は気にならない。

だからまあそれでいいと思う。

これは映画だしね。

 

親子は勿論、大人だけ見ても楽しめる。

深刻ぶった日本の社会派ドラマより面白い。

 

 

tanosiieiga.hatenablog.com

「子ども向け」だろうけど楽しめる。

 

tanosiieiga.hatenablog.com

このシリーズは楽しい。新作も出来れば見たいなあ。

 

ドゥーニャとアレッポのお姫様

予告編はありません。

 

シリア難民を題材に扱っています。

 

あくまで童話の雰囲気で描かれています。

 

父親が牢屋の中だったり、母親が亡くなっていたり、友人と生き別れだったりと、

厳しい現実もさりげなく織り込まれています。

 

祖父母の優しさと強さ、助け合う隣人たちなど、人の善良さが全面に押し出されている

ので、模範的な童話だと思います。

 

童話として「魔法」の要素や、助けてくれるお姫様など、子どもが喜ぶものもしっかりと登場します。

 

基本的にシリアが悪役のようですが、直接的には出て来ないので、あまり気にはなりません。

 

歴史が好きな人や子どもがいる人には需要もあるだろうから、配信やDVD販売の対象にすればいいと思いますね。

 

温かい作品でした。

 


www.youtube.com

石鹸が有名だったとは知りませんでした。

 


www.youtube.com

内戦と言っていいものですかね。

 


www.youtube.com

 

シリアと言えば古代から発展していた国のようですが。

そういえばパレスチナの人々は自分たちの事を「大シリアの一部」だと思っていたそうですね。

 


www.youtube.com

初見ですが。気分転換にどうぞ。